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ソケット/ソケットレンチとは?


ソケットレンチとは、相手のボルトナット(ネジ)のサイズ、狭い場所での作業、離れた場所での作業、近いところなどに応用が利く、使い勝手が良い工具のひとつである。


ソケットレンチイメージ画像

ソケットレンチ サイズ - 寸法 とは?


ソケットレンチを使う際に必要となるのが2つのサイズである。1つ目が回す対象物(ネジやボルトなど)のサイズ、 そして2つ目が差し込み角サイズ(ソケットは単独では使用できないので、 ハンドル工具と合わせて使用する。そのハンドル類の工具を差し込むサイズのこと)である。 差し込み角サイズは通称:差し込み角、ドライブ角、sq(スクエアー)、差込口などメーカーなどによって呼び名が変わるが基本は同じ)


ボルトイメージ画像ソケットボックスレンチのイメージ

回す対象物(ネジ)のサイズは?


六角ボルトネジをはじめ、プラス、マイナス、トルクス(星型、ヘクスローブ)、2重4角、3重4角、その他特殊ネジなど 回す対象物によって規格サイズ(一部特殊ネジを除く)があり、 例えば、六角ボルトであれば、最小で3mmから最大で200mm以上のソケットレンチ サイズがある。 回すネジの種類だけ、ソケットレンチ(工具-道具)が存在している。


差し込み角画像

差し込み角とは?


ハンドルレンチ(ラチェットハンドルやスピンナーハンドルレンチなど)とソケットレンチをつなげる4角部分(凸型差込部)をいい、 この4角い部分の2面幅の大きさでサイズが表されている。

小さいサイズから1/4インチ(6.3ミリ)3/8インチ(9.5ミリ)1/2インチ(12.7ミリ)3/4インチ(19.0ミリ)1インチ(25.4ミリ)
※インチとミリの換算は 1インチ=25.4ミリとなる。

※※差し込み角にインチ表記が使われている理由は、
ソケットレンチという工具が実はアメリカから生まれたからである。 その昔、ソケットレンチが生まれる前は、ソケットレンチとハンドルレンチが一体となったレンチ工具しか無く、この工具をボックスレンチと呼ぶ。
この一体構造によるガタツキが無い為、大きなトルク(チカラ)を必要とする作業に使われることが多い。

上記の呼び名の他に実は別の呼び名(日本独自)もある。
2分(ブ)、3分(ブ)、4分(ブ)という表記だ。
これは、1インチを基準に1/8単位で区切り、その分子を呼び名に「○○分(ブ)」と呼ぶ。
例えば 1/4なら分母を8にして2/8となるので、その分子だけをとり2分(ブ)、
同じように4分は1/2を4/8としてその分子だけをとり4分としている。
(エアコンの冷媒配管などで今でも呼ばれている。)

国内工具メーカーでは、
この2分、3分、4分などの呼び名を商品番号(型番)として使っているメーカー(Koken)もある。

差込角が大きいほどソケットレンチ自体も大きくなり、耐久性が増す。
その為、回すネジの大きさや締め付けトルクによって差し込み角を変える必要がある。

例:
差し込み角:1/4 ソケットレンチ サイズは 3mmから14mm
差し込み角:3/8 ソケットレンチ サイズは 6mmから24mm
差し込み角:1/2 ソケットレンチ サイズは 8mmから38mm

また差し込み角が小さい方がコンパクトな設計で狭い場所での作業い適しているが、
大きなチカラを加えるとソケットレンチやラチェットハンドルが破損してしまう可能性がある。

逆に差し込み角が大きい方はハンドルレンチやソケットレンチ自体も大きくなるので、狭い場所での作業には適さないが 大きなチカラ(トルク)を掛けることができるので、安心して使える。

ラチェットレンチを差込ドライブから選ぶ

ソケットレンチの豆知識!


差し込み角にインチ表記が使われている理由は? ソケットレンチという工具がアメリカで誕生したことにより、
アメリカインチで表記されている。
その昔、ソケットレンチが生まれる前は、ソケットレンチとハンドルレンチが一体となったレンチしか無かった。
この一体となったレンチをボックスレンチと呼ぶ。
このボックスレンチはボルト全体にかぶせて回すので、この一体構造によるガタツキが無いのが特徴である。
その為大きなトルク(チカラ)が必要とする作業に使われることが多い。現在も用途によっては使われている。

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