ドイツのブッパータール市に本社があるドライバーとレンチの専門メーカーです。 1926年の創業以来、主力であるドライバー一筋に開発を行っています。その結果、ヨーロッパにおけるプロマーケットの約25%(ハンドル付ドライバー)、60%(ビットドライバー)のシェアーを占めています。また、大手自動車・機械・航空機メーカーで使用されている実績が信頼を物語っています。
ちなみにドイツ語ではWeraを「ヴェラ(ベラ)」と発音します。
●Wera Kraftform(クラフトフォーム)ハンドル
電動工具が使われ始めて長い年月になりますが、充電バッテリーの開発と電動工具への応用によって充電式電動ドライバーは目覚しいスピードで普及してきました。またそれによってビットやアダプターも電動ドライバーに合わせたものが作られているのです。
電動及び充電ドライバーのスイッチを入れて突然ドライバーの刃先が回り始めたときやモーターが高速で回転しトルクが最大になったとき、大きな負荷がかかりビットが折れてしまったり、先端が欠けることがあります。
Wera社はその危険を減らす形状を考案し先を細く、またビットの上下硬度(HRC60)に対し中央部の硬度(HRC48)を20%ほど低くしました。
これによりビットの底からのトルクを一旦ソフトな中央部でねじれを作って弱めてから先端へ移すという方法で著しい効果をもたらします。
●Wera BDC シリーズのポイント?
Wera社によって開発されたこのダイアモンドビットは細かいダイアモンドの粒子が刃先にコーティングされたもので、その使いよさと耐久性は世界各国で高い評価を受けております。
刃先にコーティングされたダイアモンド粒子のザラザラがネジの頭の内側にくい込みカムアウト現象(ネジを舐める)を抑え、またそのダイアモンドの硬度が刃先の磨耗を限りなく防いでくれます。
※約3000ものダイアモンドの粒子がドライバーの刃先にコーティングされています。
●サイズ:トルクス T30
●全長:25mm
●作業中にネジ溝からビットの先端が外れてしまう「カム-アウト現象」を減らします。