六角レンチ/六角棒レンチとは

通常、六角棒をL字型に曲げたレンチが一般的で、六角穴がついたボルト（キャップボルト）を回す専用の工具です。
主な使用場所は、車、バイク、自転車、カメラ、家具（接合部のトメ具など）、機械設備、などがある。
サイズは0.71mmから27mmがある。

六角レンチの形状

近年は、六角棒をＬ字に曲げただけでなく、Ｔ型タイプ、グリップ付き、軸を短くしたり、
握り手を六角軸から丸軸にしたりと、各メーカーが工夫を凝らした製品が増えている。
チカラがいる場所、狭い場所など使う場所で工具を使い分けることができる。

六角レンチの使い方

六角穴付きボルトに六角レンチを入れて回す。キャップボルトの角が舐めるを防ぐ為、
きちんとサイズに合った六角レンチで回すことが大事。
作業時の注意として、６角穴にゴミやヨゴレなどが溜まっていると
六角レンチの差し込みが浅くなり、ボルトの角が舐める恐れがある。

L形六角レンチのボール部分の使い方

六角レンチの長いレンチ側にボールの頭をした形状がある。
通常の六角レンチでは、ボルトに対して垂直方向しか回すことが出来ないが、
ボール部分で回す場合、レンチのクビレ部分で角度を付けて回す（早回し）ことが出来る。
狭い場所や仮締めなどの際に使い分けをすると大変便利でおすすめである。
（※注意：ボール部分は、通常の六角レンチよりも強度が落ちる為、マシ締め-本締めした場合、
六角レンチが破損する場合がある。）
　万が一、六角ボルトの角がなめてしまった場合、レスキュー工具として、 ツイストレンチがある。

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